基礎知識

【初めてのお迎え】ペットにオススメのトカゲ5選【必見】

こんちは!

今回は爬虫類を初めてお迎えしようとしているひとにペットにオススメのトカゲ5選を紹介していきます。

最近はコロナで在宅することが多くなり、ペットの需要も増えているようです。

その中でも爬虫類はメジャーなペットよりもお世話も少なくて、省スペースで飼育ができるため人気が高まっています!

しかしながら最初は

爬虫類って自分でも飼えるの?

・飼育しやすい爬虫類っているの?

という疑問がつきものだと思います。

爬虫類と一口にいっても飼育が難しい種、とんでもなく大きくなるもの、コストがかかるものと様々です。

この記事ではそんな疑問に答えられるように

この記事でわかること

・トカゲを飼育するのに必要なもの、どれくらいお金がかかるのかがわかる。

・初心者でも飼育しやすいトカゲの種類がわかる。

を解説していきます。

これから爬虫類をお迎えする人はぜひ参考にしてみてくださいね!

爬虫類の飼育について

新しくお迎えするにあたってまず次の3点を確認する必要があります。

・どれくらい飼育するのが難しいか。

・どれくらいの飼育スペースが必要か。

・飼育する上でどれくらいの費用が掛かるか。

以上の3点で一つでも条件がそろわなければ飼育することはできません。

条件を満たしていない場合は、すぐに死んでしまったり、金銭的な問題で手放したりする羽目になり、飼育側も飼育される側も不幸になってしまうので、しっかり確認してお迎えするようにしてください。

それでは具体的に中身を解説します。

どれくらい飼育するのが難しいか。

爬虫類を飼育する上での難易度というのは、飼育していくのに必要な環境食べるエサについてです。

飼育に必要な環境とは例えばとても暑い砂漠にすむような種類では、保温器具をたくさん使って暖かい環境や強い紫外線を出すライトを使わなければいけません。

熱帯雨林に生息している種類は高い湿度を維持するために、毎日何回も霧吹きをしたり、自動噴霧器が必要になってきたりします。

丈夫である程度放っておいても元気にしてい爬虫類は難易度が低く、難しい環境をと整えるためにはそれだけ器具、技術、知識が必要になり、飼育する上で難易度があがっていきます。

食べるエサについては爬虫類には肉食(昆虫食含む)、草食、雑食と分かれており、種類によって食べるものが決まっています。

爬虫類の中には特定の昆虫や植物しか食べないものがいる一方で、栄養バランスが整った人口飼料を抵抗なく食べる種類と様々です。

昆虫を全く触れない人に生きた虫しか食べない爬虫類は飼育できませんし、毎日野菜を準備ができない人は草食で植物しか食べれない爬虫類は飼育することはできません。

なので特定の物しか食べない種類は難易度があがりますしなんでも食べてくれてエサが入手しやすい種類の難易度は下がります。

どれくらいの飼育スペースが必要か。

爬虫類といってもペットとして流通しているものだけで全長10cm以下の小さい種類から、全長2m近くになる種類までいて大きさは様々です。

種類によりますが大体のスペースの目安としては、横幅は全長の2倍奥行きと高さは1倍以上のスペースが最低限必要になります。

単純に大きな種類は動き回るのに広いスペースが必要なので、スペースを準備するのが難しく小さい種類は省スペースになるので、スペースを準備するのは簡単です。

さらに樹上性といって木の上で生活する爬虫類はもっと高さが必要だったり、じっとしていて落ち着いた種類より走り回る種類の方が広いスペースが必要なので、大きさだけではなく、生活スタイルも考慮する必要があります。

飼育する上でどれくらいの費用が掛かるか。

飼育する上で必要な費用というのは最初に必要な設備投資、食べるエサのエサ代、紫外線ライトや保温器具の電気代等の維持費があります。

設備投資については、飼育する種類や商品のグレードにもよりますが、飼育に必要なものを全部揃えても、5000円以下の種類もいる一方で、保温器具や高級な紫外線ライトが必要で10万円を超えてくる種類もいます。

初期の設備投資が少ないほど飼育する上で敷居が低く高いほど敷居が高いです。

エサ代について単純にたくさん食べたり、珍しく高級なものを食べる種類はエサ代が高く、人口飼料を食べたり一般的に販売されている安いエサ食べる種類のエサ代は安いです。

維持費は紫外線ライトが必要な種類は定期的に交換が必要だったり、保温器具をたくさん使うものは電気代がかかり維持費が高くなります。

逆に紫外線ライトや保温器具をあまり使わないものは維持費が安いです。

これらの要因を考慮して、総合的に自分の収入に対して無理のない範囲で飼育できる爬虫類出ないと飼育するのは難しいでしょう。

以上を考えたうえで、飼育難易度、スペース、コストと3点から初めてでも飼育しやすいトカゲ5選を紹介します。

今回は☆の数が多いほど、負担が少なくて飼いやすいという表示になっています。

初めてでも飼育しやすいトカゲ5選

ヒョウモントカゲモドキ

飼育難易度5 out of 5 stars
スペース5 out of 5 stars
コスト5 out of 5 stars

英名 レオパードゲッコー

全長 10cm~20cm

寿命 10年~20年

生息地は主にインド北西部、パキスタン、アフガニスタン等の、中央アジアから西アジアにかけての荒野や平原、砂礫地帯です。

ヒョウモントカゲモドキは、爬虫類でヤモリの一種です通称「レオパ」と呼ばれる押しも押されぬペットリザード界の帝王です。

全長20cmほどなので大きなスペースを必要とせず、夜行性のためライト等も必要ないので、爬虫類のなかでも屈指の飼いやすさを誇ります!

エサはコオロギなどの昆虫をメインに与えますが、冷凍ものや人口飼料にも餌付きやすく、エサの管理は容易です。

ヒョウモントカゲモドキの一番の魅力といえばそのモルフ(品種)の多さです!

こちらの画像をご覧ください↓

https://twitter.com/highrep008/status/1491262901017284608?s=21

このように同じヒョウモントカゲモドキであっても、色、大きさ、目の形など様々な組み合わせがありますので、必ず自分にあった個体を見つけることができます。

爬虫類ショップやイベントで安いモルフだと8000円~10000円、高価なモルフだと20万円を超えるものもいるので、見た目だけではなく金銭面でも自分に合ったものをお迎えすることができます。

寿命は約10年前後ですが、稀に20年を超える個体もいますので、長く付き合うことができるのも魅力の一つです。

間違いなく爬虫類飼育の入門種ともいえるヤモリです。

 

ニシアフリカトカゲモドキ

飼育難易度4 out of 5 stars
スペース5 out of 5 stars
コスト5 out of 5 stars

英名 ファットテールゲッコー

全長 10cm~20cm

寿命 10年~20年

最近人気急上昇中のヤモリの一種です。

生息地は セネガル から カメルーン にかけての アフリカ大陸 中西部( 西アフリカ )沿岸に分布しています。

ヒョウモントカゲモドキに非常に似た種類ですが、全くの別種となります。

飼育方法もほぼ同じですが、ヒョウモントカゲモドキより少しだけ高温多湿を好むため、初めて飼育する場合はそこが飼育難易度が高く感じるかもしれません。

ニシアフリカトカゲモドキの魅力は真っ黒な目ずんぐりむっくりとした体型です。

この顔や体型に魅了されてお迎えしてしまう人が後を絶ちません!

圧倒的なかわいさから最近はレオパほどではないにしても、さまざまなモルフが開発され、背中に1本の白いラインが入ったストライプやしましま模様がないパターンレス、オレンジをベースに灰色のしま模様が入ったアメラアルビノなどが人気です。

値段についてはヒョウモントカゲモドキより若干高めで安いモルフでも2~3万円、高いものだと30万円を超えてくるものまであります。

最近は専門店ができるほど人気な種なので、どこの爬虫類ショップやイベントに行っても購入できますよ!

 

フトアゴヒゲトカゲ

飼育難易度4 out of 5 stars
スペース2 out of 5 stars
コスト1 out of 5 stars

全長 40cm~50cm

寿命 5年~10年

フトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの中東部の乾燥した砂漠や草原に生息しています。

 頭からしっぽの先までの大きさは40cmほどで、体型は平べったい形状で厚みがあまりありません。アゴにある沢山の太いトゲのような突起が特徴的です。

フトアゴヒゲトカゲは愛嬌のある顔と穏やかな性格からヒョウモントカゲモドキと同格のペットリザードとされています。

雑食性で小さいときは昆虫をよく食べ、大きくなると野菜を好んで食べるようになるので、大き目の子を選べば虫を見る機会も減るので、昆虫嫌いの人にもおすすめできます。(野菜の費用はかかりますが💦)

砂漠にすんでいるため強い紫外線ライトが必要だったり、広いスペースが用意できるかが焦点になってきますが、それさえ準備できてしまえば飼育しやすいトカゲであることは間違いありません。

フトアゴヒゲトカゲにもモルフが品種が多数存在し、真っ赤なものから白いもの、体のとげがなくなっているものなど様々なのでぜひ自分のお気に入りの子を見つけてみてくださいね!

フトアゴヒゲトカゲは流通量もおおいので、安い品種では1万円~2万円、高いものだと10万円程度で爬虫類ショップやイベントで入手することができます。

アオジタトカゲ

飼育難易度4 out of 5 stars
スペース2 out of 5 stars
コスト4 out of 5 stars

全長 40cm~70cm

寿命 10年~20年

インドネシアパプアニューギニアオーストラリアに生息しています。
特にオーストラリアは「北部・東部・南部・中央部」と、それぞれ環境の違うエリアに別のアオジタトカゲが生息しています。

生息場所によって飼育方法は変わりますが、どこの地域の個体も雑食性で丈夫な種類なので、飼育しやすいのも魅力の一つです。

 

アオジタトカゲは太めの胴体から生えている短い足がとても可愛らしい見た目をしています。

また雑食性で人工飼料にも餌付きやすいため飼育も比較的容易です。

紫外線ライトが必要かは諸説ありますが、紫外線ライトなしで繁殖まで至った例もあり、必要度は高くはなさそうです。

アオジタトカゲは人気のある爬虫類なので、大抵の爬虫類ショップやイベントで取扱があり、値段はインドネシア産は2〜3万円、オーストラリア産は10万円から何十万円と非常に高額なものまで、まさにピンからキリまであります。

 

オニプレートトカゲ

飼育難易度4 out of 5 stars
スペース3 out of 5 stars
コスト3 out of 5 stars

全長 35cm~45cm

寿命 10年~20年

オニプレートトカゲはアフリカの東部、中央部に広く分布し、乾燥したサバンナや砂漠に生息しています。

オニプレートトカゲはとにかく丈夫で人工飼料にも餌付きやすいので、最初の環境さえ整えてしまえば、非常に飼育がしやすいです。

見た目の瓦がたくさんついているようなゴツゴツした体に魅力を感じる人も多いでしょう。

協調性もあるので、90cmケージが用意できれば、ペアで飼育することも可能なのも嬉しいところです。

オニプレートトカゲは人気な種類ではありますが、国内では積極的に繁殖されておらず、ほとんどが野生採集個体なので、タイミングによっては入手が難しいこともあります。

値段は1〜2万円と比較的安価に入手することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は爬虫類初心者におすすめなトカゲ5選を紹介しました。

一口にトカゲといっても飼育の方法は様々なので、気に入った子を衝動的にお迎えするのではなく、飼育難易度、スペース、費用など総合的に判断して、自分の条件に合った子を探すのが何よりも重要です。

この記事を参考に新たに幸せな爬虫類ライフを送る人が増えてくれたらうれしいです。

それではまた!

ABOUT ME
suke
suke
トカゲが好きすぎるアラサーサラリーマン。 職場寮生活脱却を機にニシアフリカトカゲモドキの飼育を始め、爬虫類沼にズッポリハマる。 現在多数の爬虫類を飼育中。 「幸せな爬虫類ライフ」を追求するため、日々爬虫類に関する情報を発信する毎日。