爬虫類の中でも丈夫で飼育しやすく、人気のサバンナモニター。
実は肥満が原因で突然死が多く、適切な体型を維持するのは難しいって知っていましたか?
飼育している人もこれから飼育するひとはこんなことが気になってくると思います。
そんな疑問に応えるため今回は我が家で飼育しているサバンナモニターの一例を紹介します!
私の飼育方法が絶対に正しいというわけではありませんが、何かの参考にしていただけたら嬉しいです!
測定方法について
サバンナモニターには週2回の給餌をしていて、測定するときは給餌する前日のお腹の中に何も溜まっていない状態で行っています。
なので食べたものによる体重の変動は少なく、同じ条件で測定しています。
成長過程
上の表の真ん中がサバンナモニターで左がアオジタ、右がリッジテールモニターになっています。
グラフは上がアオジタ、下がサバンナモニターになっています。
表、グラフを見ていただけたら分かる通りアオジタはベビーの時から飼育しており、成長期とはいえ、
•エサの量が多かった。
•ピンクマウスの多用。
という反省点がありました。
なので劇的に上がったり下がったりしないようにキレイな右肩上がりのグラフになるように気をつけてエサやりを気をつけました。
お迎え直後
55g
ベビーとは言わないものの、かなり小さいサイズでお迎えしました!
ショップの方に毎日モニターフィード1粒与えていると言われたのでしばらく言われた通りに給餌していきました。
その当時からもかなり物足りなさそうな感じで、ついつい多く与えそうになりましたが(笑)、1週間に10g増くらいを目標にしばらく続けました。
体重10gごとくらいにモニターフィード半粒くらい増やしていき、この時期は体重を見ながら3〜5粒を調整しながら与えました。
3ヶ月後
157g
順調に成長していき、体も大きくなってきたので毎日あげていた1、5倍の量で2日に一回を給餌するようにしました。
後述しますが、今後休眠期を作ることを意識すると給餌間隔を広げていくことに慣れさせるのがこの期間の目的でした。
エサの量は若干減ったくらいでしたが、空腹の時はとにかく暴れ回っていました笑
我が家のサバンナモニターがあまり人慣れしていないのはこの時期にあまりハンドリングしていなかったからかもしれません、、、
6ヶ月後
375g
3〜6ヶ月の時期は食べる量も増えたため体重増加量も多くても大丈夫と感じて週20gぐらいを目標にしました。
デュビアの成虫を食べれるようになったため、週に2回一回量5〜7匹、またはモニターフィード10粒前後で与えました。
若干デュビアは硬い部分が未消化で出てきていたのでどうしたものかと考えていましたが、人工飼料だけで飼育するのも違和感があるので、併用していきました。(自家繁殖のデュビアが増えすぎたこともありますが)
特に問題なく飼育できているので、硬い部分は消化できないものだと思ってます。
現在
627g
兄貴分のアオジタの体重を抜き去りかなり大きくなりました。
現在は週2回デュビア成虫15匹、またはモニターフィード15粒くらいを半々くらいで与えています。
ちょうど620gの時に限界まで食べさせたところデュビアは23匹食べれたので、腹七分目くらいがいいのかなーと思いながらエサを調整中です。
体重の伸びが増えてきましたが、まだまだ成長途中だと思うので許容範囲かなと思います。
今後の方針
今年の冬は休眠させようと考えているので、それを考えて少しずつ体重を増加させていきます!
しかし自然界で休眠前にたくさんエサが集まってくるわけではないと思うので、あくまで少しずつ無理のない範囲で体重を増やしていく予定です!
また月に1〜2回の頻度で週1に一回満腹まで食べさせます。
休眠に向けて空腹に慣れさせていきたいと思います。
飼育で意識していること
エサは昆虫メイン!
エサは自家繁殖しているデュビアとモニターフィードを与えています!
野生下ではサバンナモニターは昆虫食がメインらしいので、飼育個体の寿命が短いのもマウスや鶏肉を与えることが多いのが原因なのかも!?と思い、飼育当初からマウスや肉類は与えていません。
また人間でも幼少期に太っていると、大人になっても太りやすい体質になるという話も聞いたことがあったので、小さい頃から少しエサを搾りめに与えています。
休眠期を目指して
脂肪を溜めやすいサバンナモニターにとって休眠期長生きには重要なのではないかと考えています。
とするも急激に体重を増やすと内臓に負担がかかりので、計画的に体重を増やしていくのがいいでしょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は我が家の飼育方針と成長過程を書きました。
あくまで基準で個体差があると思いますので、参考にしていただければなと思います。
トカゲだけではなく爬虫類全般のエサについてさらに知りたい方はこちらの本がオススメです!
エサの栄養素や与え方のプランなどが具体的に書いてあるためとっても勉強になります!
さらにいろいろな昆虫の栄養素の違いが知りたい方はこちら↓
https://happyguppyaki.hatenablog.com/entry/2019/04/12/225934
オーストラリアで獣医師をされてる方が根拠に基づいて、メジャーなエサ虫の栄養素を解説してくれています!
非常に勉強になります!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではまた!